インターンシップ

大学3年生はインターンシップに参加しよう

2020年6月16日

6月に入り就活業界では、インターンシップの話題一色となっています。
今年から、企業主催のインターンシップは、学生の休日や長期休暇に開催することが努力目標とされており、特に大手企業では夏休みなどの学生の長期休暇中に実施する傾向にあります。

昨今では、「就活は大学3年生のインターンシップ参加から始まる」と言われています。
今からインターンシップに関する基礎知識を学んで、今年の夏休みに参加してみましょう!

そもそもインターンシップって何?

インターンシップとは、企業が学生に就業体験の場と機会を提供し、学生がインターンシップに参加することで就業体験ができる仕組みのことです。

欧米型のインターンシップでは、入社を前提とした就業体験であり入社後に有利なスキルや知識を習得できることが一般的ですが、日本のインターンシップは、就職活動の入り口としての機能であったり、就業体験の場を提供することによる企業の社会貢献の一環あることが多いです。

そして、インターンシップは企業の本社や支社で開催されることが多いですが、今年は新型コロナウイルスの影響を受けて、全てWEB上で実施する企業も増えてきています。

インターンシップの期間

5日間が基本とされていますが、最短1日から最長数ヶ月に及ぶものまで期間はさまざまです。
今年から1日で完結する超短期間のインターンシップを「1day仕事体験」という名称で呼ぶことになり、2日以上のインターンシップと区別されるようになりました。

企業によっては、1日から数ヶ月に及ぶものまで複数のインターンシッププログラムが用意されていたりしますので、自身のスケジュール合わせて選びましょう。

1day仕事体験(1日)

インターンシップを実施する企業の8割が、1日で完結する超短期間の「1day仕事体験」を実施しています。
業界説明や会社説明〜グループワークや業務の疑似体験〜社員からのフィードバックや交流会といった内容であることが一般的です。

気軽に参加できるので、まだ志望する業界が決まっていない方やとりあえずインターンシップに参加してみたい方におすすめです。

1週間程度(2〜5日)

インターンシップを実施する企業の4割が、2〜3日間のインターンシップを実施しています。
1日目:業界説明や会社説明〜グループワークや業務の疑似体験〜職場見学
2日目:発表内容のブラッシュアップ〜グループことのプレゼンテーション〜社員からのフィードバックや交流会

といった内容であることが一般的です。

ある程度志望業界や職種が決まっている方におすすめです。

数ヶ月(1ヶ月〜)

インターンシップを実施する企業の1割が、1ヶ月以上の長期間にわたるインターンシップを実施しています。
インターンシップ専用のプログラムで就業体験をするというよりは、メンター社員(サポートする若手社員)と一緒に実際の業務を行い、仕事や業界について理解を深めていくといったケースが多いです。

この業界に就職したい!この企業に就職したい!など強い希望のある方におすすめです。

募集職種

全学部・全学科対象の総合職希望者向けのコース、営業職希望者向けのコース、事務職希望者向けのコース、技術職希望者向けのコース、クリエイティブ職希望者向けコースなどがあります。

総合職希望者向けのコースが一般的ですが、職種によってインターンシップのプログラムが異なる場合が多いので、自身の希望職種に合わせて選びましょう。
※希望職種が決まっていない場合は、業界や仕事を幅広く体験できる全学部・全学科を対象としたコースを選択することが無難です。

報酬

報酬なしの場合が多いですが、交通費のみ支給されることがあります。
長期間のインターンシップに関しては、時給1,000円程度の報酬がある場合も多いです。

必ず、企業ごとに異なるので、インターンシップの募集要項を確認して、エントリーしましょう!

選考

インターンシップへの参加に関しては、選考なしの先着制であることが多いです。
その他のケースとしては、応募者多数の場合のみ抽選であったり、筆記試験や書類選考、面接などの選考がある場合があります。

なお、大手企業のインターンシップに参加するためには、選考に突破する必要があるケースが多いです。

インターンシップに参加するメリットって何?

インターンシップの基礎知識を学んだところで、次はインターンシップに参加することによってに得られる、具体的なメリットについて考えていきましょう!

本選考に有利となる可能性がある

インターンシップと採用活動は、建前上別の取り組みであるとされていることが多いですが、インターンシップに参加することによって本選考が有利に働くことが多いです。

また、超大手企業でない場合、インターンシップの担当者と本選考の採用担当者が同じ人であることも少なくありません。

インターンシップの参加者に対して、その後の採用セミナーの告知を先行して行ったり、一次選考免除など選考プロセスが異なったりする企業もあります。

興味のある業界や職種を探せる

「急がば回れ」と言うことわざがありますが、インターンシップに参加することが、手っ取り早く業界研究を方法の一つです。
インターンシップに参加すると必ずと言っていいほど、企業の担当者が業界の全体像や特徴を解説してくれます。
また、会社説明をしてくれることも多いので、のちに必要となる企業研究にも役立ちます。

社会人とコミュニケーションが取れる

一般的な学生がアルバイト以外で、社会人と話す機会はほとんどありません。
学生同士とのコミュニケーションと社会人とのコミュニケーションの方法は異なりますので、企業のインターンシップ担当者や現場社員と積極的に交流して、本選考に向けて場数を踏むことが重要です。

就活仲間ができる

インターンシップに参加することによって、同じ大学以外の知り合いができることも多いです。
同じコミュニティー以外の人と交流することで、新たな情報を得たり、発見があることも少なくありません。
グループワークなどで一緒のチームになり気が合った人とは、積極的に交流を持ちましょう!

菜々の一言

インターンシップの参加は、就活の成功(働きたい会社に内定を貰うこと)にとって必ずしも必須ではありませんが、参加した経験が無駄になることはまずないでしょう。

例え、最終的にインターンシップ先とは異なる業界を志望することになったとしても、参加したインターンシップで得た知識や経験は、本選考での自己PRや志望理由に活かせるからです。

当たり前ですが社会人になると、インターンシップに参加できる機会を得ることはまずありません。
学生の特権である長期休暇があるうちに、インターンシップに参加して、自身の見識を広げましょう!

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