はじめてインターンシップに参加する際に、頭を悩ますトピックスの一つとして、「どんな服装が適切なのか?」といった問題があります。
企業からの案内に、「服装自由という記載」や「特に記載がない場合」、どのような服装が正解なのでしょうか・・・。
「スーツを着るべきか?」・「私服で行くべきか?」・・・、インターンシップに適した服装の選び方について解説していきます!
目次
インターンシップって何?
インターンシップとは、学生が職業体験をする制度を指します。
学生は、インターンシップに参加することによって、自分のやりたいことを見つけたり、業種選びの参考にしたり、企業研究を深めたりすることができます。
企業は、インターンシップを実施することによって、より多くの学生に興味をもってもらい、優秀な学生に志望してもらうことを主な目的としています。
インターンシップってどんな内容?
「短期インターンシップ」と呼ばれる1日~1週間程度のインターンシップが一般的で、業界・会社説明~ワークショップ~懇親会といった内容であることが多いです。
企業によって、実施内容が大きくことなるので、参加時は必ず詳細を確認しておきましょう。
インターンシップの実施時期は?
夏季:6月~9月
秋季:10月~11月
冬季:12月~1月
上記3シーズンのいずれかで実施する企業が多く、学生の夏季休暇や冬季休暇のシーズンに合わせて開催する企業が最も多いです。
インターンシップ時に服装って?
インターンシップ時の服装の指定としては、「服装自由」と記載されているケースがほとんどです。
理由としては、実施する企業は「インターンシップ」と「就職活動」を切り離して考えなくてはならないという、就活業界の暗黙のルールがあるため、就活感をあえて出さないために、「服装自由」という表現にしているケースが多いです。
「服装自由」・「指定なし」の場合
基本的には、リクルートスーツで参加することが無難です。
社会人になると、「フォーマルな場でふさわしい服装 = スーツ」となるためです。
リクルートスーツがない場合は、今後就活をする上で必ず必要になるので、この機会に購入するか、入学式や成人式などで着用したスーツを利用しましょう。
シャツは白、靴・鞄は黒が無難です。
夏季に開催されるインターンシップでは、クールビスを意識したシャツ+スーツの下という服装でOKな場合も多いです。
なお、ジャケットをその場合ジャケットを手持ちすることがマナーをされています。
男性の場合は、ノーネクタイでOKですが、万が一の時のために、鞄にネクタイを忍ばせておきましょう。
「私服」の場合
インターンシップの「私服」は、実際に通常着ている「普段着」ではなく、「オフィスカジュアル」を指します。
Tシャツ・短パン・サンダルといった服装はNGです。
オフィスカジュアルとは、明確な定義はありませんが、スーツを着崩した服装を指します。
男性の場合、「ジャケット + シャツ + パンツ」といったスタイルが定番です。
ジャケット:黒・ネイビー・グレー・カーキなどの落ち着いた色
シャツ:襟付きで白や薄いブルー
パンツ:細身でシンプルなもの
靴:革靴 もしくは シンプルで綺麗目のスニーカー
鞄:A4サイズは入るシンプルなもの
女性の場合、「ジャケット + シャツ + パンツorスカート」といったスタイルが定番です。
ジャケット:黒・ネイビー・グレー・カーキなどの落ち着いた色
トップス:薄めの色であれば、ブラウス、カットソーともにOK
スカートorパンツ:スカートは膝丈、パンフは細身なもの
靴:革靴もしくはシンプルで綺麗目のスニーカー
鞄:A4サイズは入るシンプルなもの
夏季に開催されるインターンシップでは、ジャケットは不要であるケースが多いです。無理にジャケットを着用する必要はありませんが、きちんと見える服装を心がけましょう。
私服のNG例
カジュアルな服装
・デニム素材
・ハーツパンツ
・スウェット
・サンダル
・ミュール
・ブーツ
露出の高い服装
・ミニスカート
・シートパンツ
・ノースリーブ
・キャミソール
上記は基本的にビジネスマナーとして、フォーマルな場ではNGとされていますので、気をつけましょう。
菜々の一言
今回、インターンシップ参加時の服装について解説いたしましたが、インターンシップに参加した際には、せっかくですので担当者の服装もチェックしてみましょう。
なぜなら、担当者の服装で、会社の雰囲気を掴むことができるからです。
担当の服装がきっちりとしたスーツの場合、伝統とマナーを重視する企業であることが多いですし、担当者のTシャツなどのカジュアルな場合、ルールに縛られない革新的な企業であることが多いです。
就活も最終的にはフィーリングが大事ですので、周りの社員の服装から会社の雰囲気を感じ取りましょう。